AIR BAND/FM 受信機 R60 の製作 少し前から気になっていた R60 という受信機を作ってみました。以前に R80(Webとしてupしていません) という専用受信機も作成していますがこちらは、超上級者向けみたいなものですが R60も意外にも製作は面倒でした。
購入は Aliexpress から。注文して1週間弱できました。最近のAlixpress配送も少しだけ早くなった気がします。値段は日本円で8000円ちょい。6000円台もあるのですが、送料が入りますので結果的に似たような金額になることが多いです。またアルミケースも付属しているのでお勧めです。 簡単な仕様
さて、製作なのですが部品をより分けから始めます。ちょうど購入するWebには製作説明書のリンクがありますので、中国語と英語の二つ落とします。両方ともに落とすのは記載ミスが無いか見る為です。部品をさっそくより分けていったのですが既にもうマニュアルと個数がまったく違うことが発覚。
マニュアル冒頭には HM00ABRD_1のマニュアルと書いてあります。しかし届いているのはHM00ABRD_3になっている。パターンも部品点数も全く異なっています。 仕方なくバイヤーにHM00ABRD_3だから、新しいマニュアル送れとメールしましたが、半日経っても来ないので仕方なく、できるところから製作に入ります。といってもフロントパネルくらいですけども。これはマニュアルのバージョン関係なく製作できますが、マニュアルをきちんと読み込まないとめちゃくちゃ間違えます。現にわかっているのにフラットケーブルのコネクタを逆につけてしまって大変でした。こちらは、逆でも入ってしまうので注意です。
液晶パネルつけていますがこのつけ方は間違いです。ただ問題ないのでそのままとしました。とりあえずケースに取り付けておきます。1日程経過してやっと説明書のリンクを送ってきたので作業に進みます。
製作を始めて写真撮り忘れたので途中飛ばします。読みながら組んでいるとマニュアルに書いてない部分があります。これに使用しているフィルター(4個)のin/outの記載がなく最後まで残りました。最終的にはマニュアルの写真とフィルターのマニュアル(ムラタ製作所製でした)を見て組み込みました。
完成して電源ONにするとノイズが聞こえます。良かったと思ったのですがボリュームを下げようとしたらどっちに回しても最大にしかならずやらかしたかのかと。気を取り直して原因を探ります。VOLのロータリーエンコーダーの不良かとテスターで当たるとどちらも正常にクリック信号が出てくる。付属してる回路図を眺め、フラットケーブルまでのルート確認すると片方だけ信号が来ないのを発見。フラットケーブル~フラットケーブル接続コネクタの半田面も導通あり。フラットケーブルから回路追いかけると100Ωのチップ抵抗に入っている。ここも問題なし。フラットケーブル~ロータリーエンコーダー間導通なし。ってことはロータリーエンコーダーから100Ω間なのは判りました。しかしぱっと見わかりません。拡大鏡出してみてみると、エンコーダー~100Ω間100Ωチップ抵抗半田は盛ってあるけどくっついてないのを発見。ここらはチャイナの製造工程で付いてきているので単に不良品でした。半田盛りなおしたら無事音量上下するようになりました。無事完成して調整。 使用感についてい ・感度はまあまあOK (うちから千歳Towerが入るので) 最後にリビジョン違いの写真掲載しておきます。部品の位置その他細かいところが違います。_1のほうはSPの前後位置どちらでもOKなのですが_3は間違えるとフロントパネルにスピーカーが当たります。
このために日本語に翻訳と追記したマニュアルを作りました。もし必要な方いらっしゃいましたらお知らせください。違うページでも書いていますが、「貰っておこう」とか「いつか買う予定」という方はご遠慮ください。本当に困っている方だけに配布いたします。 2025/06/07 新規作成 |